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都市郊外ではじめる年収500万円からの不動産投資

第一章
オリンピック開催、海外投資家の積極参入・・・
加熱する「不動産投資市場」の現実

不動産投資市場は景気動向と一致するとは限らない

 
不動産投資は、文字どおり「投資」の一つの形態であり、株式やFX、先物などと同じ投資商品です。
 
しかし、株やFXとくらべてローリスクで、長期的に収入を得やすいという点で、資産形成の手段として非常に注目されています。
 
ただし、不動産と一口にいっても、一戸建てからマンションまでその形態はさまざまで、景況はそれぞれ異なります。大都市圏や地方などの地域によっても物件の特性が異なるため差が大きく、一概に好況だ、不況だとはいえないのです。
  
まずは、「不動産投資市場」がどのようなものなのかを見ていきましょう。
 

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~ 不動産市場とは異なる「不動産投資市場」とは ~

  
不動産市場は、「自分のために買う」不動産の市場として形成されますが、不動産投資市場の不動産は、「借りてくれる人のために買う」という目的をもっています。これが両者の最も基本的な違いです。
 
 不動産市場には、自分が住むために不動産を購入する消費者が集まります。彼らは自分自身の家族構成や収入、将来設計などを考慮して、どの地域に住むか、マンションにするか一戸建てにするか、などを検討することになります。それに応じて新築か中古かを判断します。なかには、賃貸住宅に住むという選択もあるでしょう。
 
自分が住むマンションの購入にあたっては、その資産価値が高くなるかも重要なポイントとなります。とはいえ、彼らにとって第一の目的は「自分が住む」ことにあるのですから、その資産価値を高めることは副次的な目的となります。資産価値が高くなるに越したことはありませんが、それにかかる固定資産税などが高くなることもあり、必ずしも喜ばしいことばかりとは限りません。資産価値を実際に享受するのは、不動産を他の人に貸したり売却したりしたときです。
 
 一方の不動産投資は、「借りてくれる人」を見据えて不動産を購入します。物件のオーナー、あるいは貸主となり、購入した物件は賃貸市場に出回ることになります。
 
すなわち、どのエリアのどのような家・マンションがよいかの判断は、常に「他人目線」で行わなければなりません。自分にとって都合がよいところを選ぶのではなく、住んでくれる人にとって利便性がよいかどうかを見極める必要があります。つまりニーズがあるかどうかを判断するのです。
 
オーナー自身の目的は「収益性」です。その不動産を購入して(=投資して)、それに見合う収益を得ることができるか、収益をより安定させ、向上させられるかを第一に考えるのです。その商品(=投資対象)に資金を支出し、収益性を見極めるという点では、株式やFXなどの金融商品と似た部分もありますが、異なる点もいくつかあります。
 
不動産投資が金融商品と大きく異なる点を挙げると、主として次の3項目になります。
  ・長期的にわたって資産活用をとらえる視点が必要なこと
  ・短期的に売買する商品とは異なり、収益に関して乱高下が少ないこと
  ・誰かに住んでもらうという面で、社会性や公共性が伴うこと
 
当然ながら取り扱う投資対象は不動産ですから、投資を始めるにあたっては不動産業者の門を叩くことになります。実際の物件そのものの購入は不動産業者が仲介するとしても、投資相談というかたちで信託銀行が関わったり、不動産投資アドバイザー(コンサルタント)そういう存在が関わってくるケースもあります。
 
不動産業者といっても、なかには投資物件を探すところから対応してくれる業者もあれば、その不動産の管理だけ行う業者、いわゆる不動産管理会社もあります。業界構造としてはやや複雑な面もあるので、その不動産業者が不動産投資に関してなにを行うのかに注意することが必要です。


 
弊社代表堀越宏一の著書
「都市近郊ではじめる年収500万円からの不動産投資」
内容を一部公開しています。